森保監督、異例の“ギリギリ”選考 25人で発表→週末の試合で「最終的に判断」小川らが対象

森保一監督が“延長選考”の意向を表明【写真:徳原隆元】
森保一監督が“延長選考”の意向を表明【写真:徳原隆元】

会見でメンバー25人が発表された

 日本サッカー協会(JFA)は3月13日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日/ともに埼玉)に向けて日本代表メンバー25人を発表した。森保一監督と山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND)が会見に出席。DF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)が約9か月ぶりの復帰を果たした。一方でコンディション不良の選手も続出しており、DF陣は7人の選出のみ。これまで最終予選は27人を選んでいたが、今回は25人の発表となり、森保監督は異例の「週末の試合ギリギリまで見て決めたい」と“延長選考”する意向を明かした。

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 日本代表はここまで6戦を終えて5勝1分け。勝ち点16でグループCの首位を独走。一方で、2位は勝ち点7のオーストラリア、3位以下はインドネシア、サウジアラビア、バーレーン、中国が勝ち点6で並び大混戦となっている。日本はバーレーン戦で勝利すれば、2位以内が確定して史上最速でのW杯出場が決まる。

 主力のなかで伊藤は昨年6月以来、約9か月ぶりの復帰となった。一方でA代表デビューから9戦9発のFW小川航基や、最終予選の勝利に貢献していたDF町田浩樹らコンディション不良の選手が発表のメンバーから外れた。森保監督は「これまでは27人だったが、現在、招集できるかの確認をしている選手がいる。予定としては27人だったが、今、コンディションとしては間違いなく上がっていると確認できているが、実際には最終的にギリギリまで見て招集できるか週末の試合を見て決めたい。それも含め、Jリーグや海外の試合を見て最終的に判断したい」と最後まで見極めていく。

 小川は直近のリーグ戦でベンチ外。森保監督は「できないと判断した時には違う選択肢を考えたい」と現況を明かした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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