森保J戦士は「自国の代表と強く自覚」 中村俊輔の“恩師”が活躍に感銘「全てが一流だ」

ストラカン氏が日本人の活躍に言及
かつてセルティックで元日本代表MF中村俊輔を指導したスコットランド人のゴードン・ストラカン氏がMF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、FW前田大然(セルティック)ら欧州で活躍を続ける日本人選手の活躍について言及した。英紙「ヨークシャー・イブニング・ポスト」が伝えている。
ストラカン氏は現役時代にスコットランドのアバディーンやイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド、リーズなどでプレー。スコットランド代表としても活躍した。引退後には指導者となり、2005年から09年まで指揮を執ったセルティック時代にはイタリアで活躍していた中村俊輔を獲得し、中心選手として起用し続けた。中村の引退会見でもコメントを寄せるほど日本が誇るレフティーとの関係は深い。
そんなストラカン氏はインタビューで、田中の名前を出されたうえで今季のリーズについて質問されると、「タナカはリーズにとって素晴らしい選手。タナカの落ち着き、ポジティブシンキングが好きだ」と答えた。そしてさらに「今、ヨーロッパ中で日本人選手たちが素晴らしい活躍をしている。本当に素晴らしい」と欧州で活躍する日本人選手たちの活躍ぶりへと話を広げた。
「セルティックのマエダ(前田大然)のこともちょうど見ていたよ。彼はハイバーニアン戦で得点を決めた。彼らは本当に素晴らしい人たちだ。彼らは自分たちが自国を代表していると強く自覚しているんだ。自分たちが何かを言われることは、自分たちの国が軽視されていると感じている。だからこそあの彼らの働きぶりがある。彼らの勤勉さ、基準の高さ、そういったもの全てが一流だ」
ストラカン氏は田中や前田のように欧州クラブで活躍を続ける日本人選手たちが持つ高いプロ意識に感銘を受けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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