18歳のFK弾に驚き「めちゃ上手い」 壁5枚越え…縦回転キックで落下「天才すぎる」

広島の18歳逸材・中島洋太朗の右足FK弾が話題に
J1サンフレッチェ広島は3月12日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の準々決勝第2戦でライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦し、1-1で引き分けた。第1戦は選手起用を巡る規則違反とされ、没収試合扱いにより0-3の敗戦へ。6-1勝利から一転、劣勢に立たされたなかで、合計スコア1-4での敗退が決まった。唯一の得点は、18歳MF中島洋太朗の右足から生まれ、絶妙なFK弾が「めちゃくちゃ上手い」と話題を呼んでいる。
【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!
今季ブレイク候補として注目される中島の見せ場は、0-1で迎えた前半34分に訪れた。ゴールまでおよそ25メートル、正面で得た直接フリーキックの場面で右足を振り抜くと、縦回転がかかったボールは壁5枚を越え、ゴール直前で落下しながらネットへ吸い込まれた。背後から捉えたリプレイ映像を見ると、相手の壁がジャンプした間を上手く縫う軌道を描いており、キック精度の高さが窺える絶妙な一撃だった。
その後、広島はFWジャーメイン良が一発退場となる痛手も被り、反撃実らず2戦スコアで敗戦。試合後のフラッシュ会見で「悔しいです」と唇を噛んだ中島だが、その才能の片鱗を見せつけるかのような絶妙FK弾が反響を呼んだ。ファンからは「めちゃくちゃ上手い」「天才すぎる」と喝采が送られ、「早く日本代表で見たい」という声も出るほど、異彩を放つ実力で観る者を魅了していた。
page1 page2