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「この件に関しては彼が正しい」 イブラヒモビッチがマンU監督の決定力不足批判に同意
ELアンデルレヒト戦後のモウリーニョ監督の苦言を受け入れる
マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは、今季公式戦28得点とチームをけん引する活躍を見せている。唯我独尊を貫く誇り高きストライカーだが、13日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦でアンデルレヒトと1-1のドローに終わった後、ジョゼ・モウリーニョ監督が指摘した決定力不足との批判を受け入れている。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。
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EL4強を懸けたベルギーのアンデルレヒトとの敵地初戦では、数々の決定機を作りながらも1-1のドローに終わった。モウリーニョ監督は試合後に、攻撃陣を非難。決定力不足に対して「狼狽した」と語り、「彼らは試合を仕留めるべきだったが、それができなかった」と一刀両断している。
そうした指摘に対してイブラヒモビッチは、指揮官の言葉を素直に受け入れた。
「間違いないね。俺もこの件に関しては彼が正しいと思う。ちょっと疲れを感じていたので、いいフィーリングではなかった。だが、これは言い訳にならない。それでも、いいプレーを見せなければいけないからだ。もっともっといいプレーをしなければいけなかった。自分に対して言っている。(アンデルレヒトは)いいパフォーマンスをしていなかったからね」
強気一辺倒なカリスマは、珍しく非を認めている。今季公式戦40試合に出場し、前線でチームをけん引する35歳には疲労が蓄積している。ユナイテッドの命運を握るベテランは、後半戦にもう一段階ギアを入れることはできるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images