欧州日本人がクラブ10年ぶり快挙「史上最高」 “コンバート”で飛躍に現地喝采「重要な人物」

森下龍矢がモトル・ルビン戦でゴールを決めた【写真:Getty Images】
森下龍矢がモトル・ルビン戦でゴールを決めた【写真:Getty Images】

レギアのMF森下龍矢は今季10G11Aを記録

 ポーランド1部のレギア・ワルシャワのMF森下龍矢は現地時間3月10日のリーグ戦第24節モトル・ルビン戦(3-3)でゴールを決め、今季公式戦10ゴールに到達。攻撃的なポジションへのコンバートによって飛躍的な活躍を見せている。現地では「日本から来たGOAT(Greatest of All Timeの略)」「レギアの主役」と大絶賛されている。

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 2022-23シーズンの途中からポーランドの名門クラブでプレーしている森下。サガン鳥栖や名古屋グランパスではサイドバックやウイングバックとしてプレーしてきたが、ポーランドでは攻撃的MFやウイングなど、より高い位置での起用されるようになった。その結果、得点やアシスト数が劇的に増加している。

 10日のモトル・ルビン戦でゴールを決め、今季公式戦での成績は36試合10得点11アシストに。クラブの公式Xは得点とアシストの両方が二桁に到達した27歳について「日本から来たGOAT(史上最高の選手)」と称えた。

 また、ポーランドメディア「TVP SPORT」によれば、21世紀以降にレギア・ワルシャワで二桁ゴール二桁アシストを記録したのは4人しかおらず、森下は2016−17シーズンに13得点11アシストを記録したFWミロスラフ・ラドヴィッチ以来5人目となった。その活躍は「壁を破った」「レギアの主役」とも絶賛。さらに「この日本人選手はレギアにとって重要な人物となった」と言及されており、今季これらの数字をどこまで伸ばすことになるのか注目だ。

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