コベントリー坂元達裕が躍動、直近2試合の活躍で“株上昇”の気配

　イングランド2部チャンピオンシップのコベントリー・シティに所属するMF坂元達裕の評価が高まりつつある。3月8日のリーグ戦第36節ストーク・シティ戦（3-2）でドリブル突破からアシストを記録した28歳は、リーグ戦直近2試合でインパクトを残し、現地ジャーナリストは「彼は一流の選手で、本当に優れたウインガーだ」と賛辞を送っている。

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　コベントリーで2年目を迎えた坂元が好調だ。ストーク戦でスタメン出場したなかで、1-0とリードして迎えた前半31分、股抜き突破からおよそ20メートルを鋭いドリブルで駆け抜け、2点目をアシスト。1ゴール1アシストをマークした第35節オックスフォード戦（3-2）に続き、特大なインパクトを放った。

　現地では“株上昇”の気配を漂わせている。地元メディア「coventry telegraph」のストーク戦後採点では「8点」の高評価。「比較的静かなスタートだった」とされたものの、「徐々に前半の中で存在感を増していった。時おり質の高いクロスも見せた」と、試合の中で一目置く存在だったと指摘された。

　かつてアーセナルなどで現役時代を過ごし、現在はジャーナリストとして活躍するエイドリアン・クラーク氏も、坂元のポテンシャルを絶賛。英メディア「INSIDE FUTBOL」上では「彼は一流の選手で、本当に優れたウインガーだ。彼には頼れるし、ランパード監督も彼を頼りにするだろう」との賛辞に脚光を当てており、リーグ戦ここ2試合で1ゴール2アシストと波に乗りつつある28歳に熱視線が注がれている。