達成は史上6人のみ! 鹿島の小笠原と曽ヶ端がJ1通算500試合出場へ 敵地仙台戦でスタメン入り
ともに1998年から鹿島でプロキャリアをスタート
鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男とGK曽ヶ端準が、16日のJ1第7節敵地ベガルタ仙台戦でともにスタメン入りし、史上6人しか達成していないJ1通算500試合出場が濃厚となった。試合は19時キックオフとなる。
38歳の小笠原と37歳の曽ヶ端は、1998年から鹿島でともにプロキャリアをスタートさせた。同期には本山雅志(ギラヴァンツ北九州)や中田浩二など代表クラスの猛者が揃い、切磋琢磨を続けながら黄金時代を築き上げた。以降、Jリーグ優勝7回、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)優勝5回、天皇杯優勝4回など数々のタイトルを獲得している。
なおJ1リーグ出場数を見ると、631試合出場の名古屋グランパスGK楢﨑正剛が断トツ。日本代表最多出場記録を保持するガンバ大阪MF遠藤保仁(543試合)、DFとして最多出場を更新し続ける横浜F・マリノスの中澤佑二らが後を追う。
小笠原と曽ヶ端は、すでに6位の元浦和MF山田暢久(501試合)を視界に捉えており、次節にも並ぶ。
■J1リーグ試合出場数トップ10(4月16日18時時点)
1位 631試合 楢﨑正剛(GK/40歳/名古屋)★
2位 544試合 遠藤保仁(MF/37歳/G大阪)★
2位 544試合 中澤佑二(DF/39歳/横浜FM)★
4位 517試合 伊東輝悦(MF/42歳/沼津)★
5位 510試合 阿部勇樹(MF/35歳/浦和)★
6位 501試合 山田暢久(MF/41歳/元浦和)
7位※500試合 小笠原満男(MF/38歳/鹿島)★(※=仙台戦をカウント)
7位※500試合 曽ヶ端準(GK/37歳/鹿島)★(※=仙台戦をカウント)
9位 497試合 明神智和(MF/39歳/長野)★
10位 448試合 山口 智(DF/38歳/元G大阪など)
★=現役
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images