前田大然がスコティッシュカップ準々決勝でゴール

　スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW前田大然が止まらない。3月9日、スコティッシュカップ準々決勝ハイバーニアン戦（2-0）でゴールを記録し、今季公式戦で27ゴール目に乗せた。直近の公式戦で10戦12ゴールと“ケチャドバ”で得点量産を続けている。

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　前半39分だった。左サイドからの展開でFWニコラス・ゲリット・キューンがシュートを放つ。GKのセーブに阻まれたがこぼれ球を押し込んだのが前田だった。これで今季公式戦27点目。2月は8試合10得点でリーグの月間MVPを受賞し、3月に入ってからも勢いは止まらない。直近10戦12発に乗せ、4戦連発中。もうだれも止めらず絶好調だ。

　試合は2-0で勝利。立役者となった前田については前日9日、Jリーグの視察に訪れた日本代表の森保一監督も絶賛していた。3月の北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選では1トップ起用も示唆し「自分がやらなければいけない役割の中で想起、整理をして思い切ってプレーできている」と称えていた。

　今、最も勢いに乗る男はまだまだ“数字”を積み重ねそうだ。