森保監督が大絶賛「日本人の能力を見せてくれている」 “クローザー”遠藤航を評価

遠藤航はクローザーとして評価を高めている
日本代表の森保一監督が3月9日、J1リーグ第5節京都サンガ対アビスパ福岡を視察した。森保ジャパンはホームで行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選バーレーン戦(20日)に勝利すれば、本大会行きの切符を獲得。王手を懸けているなか、イングランド1部リバプールで“クローザー”として評価を高めているMF遠藤航について森保監督が絶賛した。
「日本代表にとってめちゃくちゃプラスだと思います。まず、リバプールでプレーできる、試合のピッチに立てるということがどれだけ難しいかというところで、彼は常にメンバー入りして試合にも関われるというところを見せてくれているし、本当に素晴らしい。世界トップ・オブ・トップの力があるということだと思いますし、もちろんスタートから出る力もあると思いますし、90分やり切る力もあると思う中で、また日本人の能力を彼が見せてくれている」
遠藤は最近の試合で後半から途中出場して鉄壁の守備を披露。短時間でも役割をこなして現地の評価も高まっている。“クローザー”として最高のパフォーマンスを続けており、チームの模範として信頼を得ている。頼もしい日本代表キャプテンの姿に森保監督も称えた。
「チームの役割の中でスタートで出ても途中から出ても、どんな役割があったとしても、腐らずしっかり準備をして、パーフェクトにプレーするというところを自分の立ち位置に関係なく、チームのために自分が何をしなければいけないか、自分が何をできるのかということを常に示してくれる。もちろん日本人ひとくくりにしちゃいけないかもしれないですけど、世界における日本人の『どんな時でも粘り強くやり続けられるというメンタリティー』は良さだと思いますので、そういうところを見せてくれているのかなと思います。監督も使い続けてくれていますしね」
森保ジャパンではスタートからのフル稼働が期待されるが、遠藤がもたらす影響は大きいはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)