森保監督が新ジャッジに見解 賛否両論は理解も「ただただ批判を向けないで」

京都対福岡を視察した森保一監督【写真:柳瀨心祐 】
京都対福岡を視察した森保一監督【写真:柳瀨心祐 】

アクチュアルプレーイングタイムの増加による新ジャッジ基準に言及

 日本代表の森保一監督が3月9日、J1リーグ第5節京都サンガ対アビスパ福岡を視察した。試合後、取材に応じた指揮官は今季Jリーグのジャッジ基準に見解を示した。開幕前にJリーグの野々村芳和チェアマンがアクチュアルプレーイングタイム(APT/実際のプレー時間)の増加について言及し、新ジャッジ基準が議論を呼んでいるなか、森保監督は「ただただ批判を向けるというのではなく見極めてほしい」と訴えた。

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 今季はクリーンなコンタクトに関して、ファウルを取らずに流す場面が増えており、話題となっている。1つ言えるのはプレー時間の増加に伴い、新ジャッジ基準に取り組んでいる現状でも、ファウルはファウルであるのは変わらない。そのなかで、森保監督は「賛否両論ある」と前置きして、自身の見解を述べた。

「審判も新しく取り組んでいるなかで、賛否両論ありますけど、ファウルを流した時に(間違った)批判があったりする。毎年毎年、よりサッカーをリーグを良くしようとしているなかで、ごく一部の人ですが、ただただ批判を向けるというのではなく、正しくサッカーを見極めてほしい」

 APTの増加は日本サッカーの発展に関わってくる。現場の選手、監督、スタッフだけでなく、メディアやファン・サポーター、日本サッカーの発展を願うすべての人が議論を続けていかなければいけない事案であることは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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