意表を突いた“股抜き” 「一瞬の判断」でコース変更…福岡を救った一撃

紺野は今季初ゴール
アビスパ福岡は3月9日、J1リーグ第5節京都サンガF.C.戦で1-0の勝利を飾り、2連勝となった。MF紺野和也が意表を突き相手DFの股を抜いたニアサイドへのシュートを決めた。今季初ゴールとなった紺野は、実はファーサイドへコースを決めようとしていたことを明かした。
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前節のヴィッセル神戸戦で開幕3連敗をストップし、今季初勝利を飾った福岡。京都戦でも再三チャンスを作り出すも、相手GKの好セーブに阻まれなかなかゴールを割れなかった。均衡を破ったのが後半20分、中央でパスを受けた紺野はボールを巧みにキープしてペナルティーエリア内に侵入。意表を突くニアサイドへの左足シュートを決めて先制した。
チームはこの1点を守り切って手堅く2連勝。紺野は最初ファーサイドを狙っていたことを明かしつつ「ちゃんと相手(DF)が見えていたわけではないんですけど、こういう時、股が開きがちなので感覚的なところがあって、一瞬の判断だった」とコースを定めたという。
3連敗でスタートし、チームは守備から見つめなおした。それでも「やってきたことは間違っていない」。証明するには京都戦での勝利が必要だった。本当に重要な2連勝。福岡はここから上がっていくはずだ。
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