森保監督が「見ていて興奮しました」 Jリーグ視察後に語った訳…好ゲームで称賛「本当に素晴らしい」

日本代表の森保監督がG大阪対清水を視察
ガンバ大阪は3月8日、J1リーグ第5節で清水エスパルスとホームで対戦し、1-0の勝利を収めた。この一戦を日本代表の森保一監督が視察。試合後、取材に応じた森保監督は「喋りが興奮していると思いますけど、見ていて興奮しました」とオリジナル10が繰り広げた好ゲームを評価。その一因として約3万人が熱狂し、作り出した雰囲気があったと称賛した。
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「凄くしゃべりが興奮していると思いますけど、見ていて興奮しました。両チームのサポーターも自分たちのチームを本当に最高に応援しながら、どっちかがファウルだって言ったらファウルじゃないだろ、というところも含めて。やっぱりベンチも含めてピッチ上の戦いだけではなくて、ホームタウンを背負って戦う。それぞれのサポーターが戦いの中で自分たちも戦っているとまさに12人目の選手として試合を盛り上げてくれているのは本当に素晴らしいなと思って今日見ていました」
この日は序盤からホームのG大阪がペースを握って前半36分にFW山下諒也のループ弾で先制。後半は清水も反撃に出たが、最後までゴールを割れず。1点を守り切ったG大阪が勝利を収めた。3年前に日本代表入りを果たしたサンフレッチェ広島ユース出身のFW満田誠も先発出場で躍動。清水の18歳MF嶋本悠大が先発するなど見どころもたっぷりだった。
「(満田は)輝く場所を求めて移籍するということは本人の決断と、また獲得する側のチームも、選手の良さをわかった上で、チームでより輝いてくれるということで非常にいい移籍をして、いい滑り出しということが本人にとってもチームにとっても、両方ともプラスになっている。(嶋本は)まずはプロの舞台で彼が経験していることがすべて血肉になって、彼がチャレンジし続ければ、もっともっといい選手になって、清水のためにもより戦力になる成長ができると思います」
この一戦にはテレビ番組のゲストで訪れていた元日本代表フィリップ・トルシエ監督にも再会した。トルシエ監督からは「いつも見ているから応援しているよ」と声をかけられといい「我々日本代表もトルシエさんたち、先人の方々が繋げてくださって、今がある。今日もトルシエさんと喋りながら歴史の積み上げがあるということを感じさせてもらってまた頑張ろうという気持ちになりました」と話した。今月には北中米ワールドカップ最終予選があり、本大会切符に王手をかける。レベルアップを図る森保ジャパンにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)