CLドルトムント戦へ弾み! ファルカオが直接FKから2得点演出、モナコのリーグ6連勝導く
完全復活のエースがディジョン戦の後半途中から出場 0-1からの逆転勝利に貢献
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとベスト4の座を懸けて戦っているモナコは、15日のリーグアン第33節でディジョンをホームに迎えた。1点ビハインドを背負ったが、途中投入された“エル・ティグレ”(虎)ことコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが直接FKから2得点を演出。2-1の逆転勝利を導きリーグ戦6連勝で首位キープ、19日に本拠地で行われるドルトムントとの第2戦に向けて弾みをつけた。
リーグ首位を走るモナコは、この日20チーム中19位に沈むディジョンをホームに迎えた。前半42分に先制点を許すまさかの展開となったが、後半15分に主将FWファルカオを投入すると流れを一変させた。
そして同24分、モナコはゴール左寄り約25メートルの位置で直接FKを獲得する。このチャンスでファルカオが思い切り良く右足を振り抜くと、シュートは壁の上を越えてゴール左隅へ一直線。クロスバーに当たったが、こぼれ球をMFナビル・ディラルが押し込み同点とした。
さらに同36分、同点弾と似たような位置でFKを獲得。再びキッカーを務めたファルカオは、今度はGKの逆を突いてゴール右隅へと強烈なシュートを蹴り込む。ベンチに駆け寄って歓喜を爆発させたファルカオを、チームメートが囲んで祝福した。
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