「マジか」 ACL2まさかの没収試合、6-1圧勝から一転…0-3敗戦扱いで「広島、痛すぎる」

広島のACL2準々決勝第1戦、規則違反で没収試合が決定
AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝第1戦・ライオン・シティ・セーラーズ戦で、J1サンフレッチェ広島が出場停止選手を起用したことを巡り、AFC(アジアサッカー連盟)は3月8日、没収試合扱いとすることを発表。6-1勝利から0-3の敗戦へと結果が覆り、ファンからは悲鳴の声が相次いだ。
【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!
今月5日にホームで行われたこの一戦で、広島は6-1で圧勝。先月下旬に新加入したFWヴァレール・ジェルマンが後半途中出場し、1ゴールの活躍を見せたが、同選手は昨年2月、マッカーサーFC(オーストラリア1部)時代に出場したAFCカップ(セントラルコースト・マリナーズ戦)で3試合の出場停止処分を受けていたものの、ライオン・シティ・セーラーズ戦に出場したことで、規則違反とされた。
この一戦は没収試合となり、広島の勝利は取り消し。0-3敗戦へと変更された。さらに、AFC懲戒倫理規定第11条3項に基づき、罰金1000ドル(約14万8000円)を科されたうえ、大会規則第54条7項に基づき獲得予定の参加賞金16万ドル(約2300万円)のうち、50パーセントを返却することも命じられた。ジェルマンの出場停止処分は、1試合を消化したものとみなされることも発表されている。
広島側もこの処分を受け同日、以下のような公式声明を発表した。
「今回の事案について確認が不十分であったため、出場停止対象者を出場させてしまったことについて、皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後このような事態が起きぬよう、再発防止に努めると共に、関係各所と連携して取り組んでまいります」(一部抜粋)
この正式決定を受け、ファンからは悲鳴が相次ぎ、SNS上では「マジか…」「広島、痛すぎる」「広島の調査不足に尽きる」などの反応が寄せられている。なお、準々決勝の第2戦は、12日にアウェーで開催される。
(FOOTBALL ZONE編集部)