佐野海舟より1.5キロ以上…“動きすぎる”監督が話題 試合翌日は「死にかけている」

マインツのボー・ヘンリクセン監督【写真:Getty Images】
マインツのボー・ヘンリクセン監督【写真:Getty Images】

ドイツ1部マインツを暫定3位まで押し上げるボー・ヘンリクセン監督に注目

 今シーズンの快進撃でドイツ1部マインツは注目を集めている。昨シーズン13位でシーズンを終えたチームは、25節を消化した時点で暫定3位と来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権も狙える位置にいる。日本人MF佐野海舟の高いパフォーマンスも話題となっているが、チームを率いるボー・ヘンリクセン監督の手腕も評価されている。

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 試合開始前からスタジアムを楽しむ50歳のデンマーク人指揮官は、試合中はテクニカルエリアを所狭しと動き回り、ピッチの選手たちへ熱く指示を送る。ゴールが決まれば、自分が決めたかのようにベンチで喜ぶ。ドイツ国内でも極めて情熱的な監督として見られており、一挙手一投足が注目されている。

 サッカー選手がどんどんアスリート化しているなかで、選手たちの走行距離が話題になることが多いが、ヘンリクセン監督がどれだけ動いているのかは関心を持たれたという。2021-22シーズンに指揮を執っていたデンマーク1部FCミッティラン時代には、なんとヘンリクセン監督に走行距離を測るトラッカーをつけられたと、ドイツメディア「Frankfurter Rundshau」が伝えた。

「ミッティランにいた時、試合の日に私のためにトラッカーが準備された。そしてバスがスタジアムに到着してから、試合が終わってスタジアムを離れるまでに、私は13キロ動いていたことが明らかになったんだ」と言い、「金曜日の夜に試合があれば、土曜日はほぼ死にかけているね(笑)。一日の大半はソファーで過ごすことになる」と冗談を飛ばした。

 ちなみに豊富な運動量で知られる佐野だが、その運動量は1月に「1試合平均11.5キロ」と報じられた。たまたま運動量の多い試合だったのかもしれないが、ヘンリクセン監督はそんな佐野が90分で走る平均数値よりも1.5キロ以上も動いているという。ハードワークが売りのマインツだが、監督に「おい! 俺より動いていないじゃないか!」と言われてしまったら、選手たちは足を止めるわけにはいかないのかもしれない。

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