海外驚き「なんて選手だ」 32歳日本人に喝采…“封殺ディフェンス”連発で「脱帽した」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

遠藤航がボール奪取連発、CLのパフォーマンスに海外絶賛

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航のパフォーマンスに喝采が送られている。現地時間3月5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦・パリ・サンジェルマン(PSG)戦で後半途中出場したなか、短時間での出場ながらも、鉄壁の守備でピンチの芽を摘んだそのパフォーマンスに海外ファンから絶賛の声が相次いでいる。

 ベンチスタートだった遠藤は後半34分から途中出場。相手のカウンターの芽を摘むパスカットやボール奪取、さらにドリブルにくらいつきクロスをブロックするなど要所で好プレーを披露し、アディショナルタイムを含め約15分プレーした。チームは後半42分にMFハーベイ・エリオットが決勝弾を奪い1-0で先勝している。

 32歳のベテラン戦士は今季、アルネ・スロット監督の下では主にクローザー役に徹してきた。出番は決して多くはないものの、確実にピンチの芽を摘み取るディフェンス面での働きで信頼を高めている。PSG戦でも短時間の出場ながら期待に違わぬパフォーマンスで現地メディアから高評価が下され、その存在感は試合を追うごとに高まっている印象さえある。

 リバプールの専門メディア「LFC Transfer Room」の公式X(旧ツイッター)上では、遠藤の守備シーンに改めて熱視線が注がれ、ことこどくボールを回収する姿に「なんて選手だ」と驚きの投稿。海外ファンからも「脱帽した」「過小評価されている」「ほんの数分しか続かないにもかかわらず、非現実的だ」といった反応が見られ、改めてその実力に賛辞が送られていた。

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