日本人が欧州で大暴れ、年間MVP「有力候補」 驚異の5戦6発…現地喝采「完璧な選手」

セルティック・前田大然【写真:Getty Images】
セルティック・前田大然【写真:Getty Images】

セルティック前田大然、初の月間最優秀選手賞の受賞で高まる現地評価

 スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然が2月度のリーグ月間最優秀選手に選出された。ゴール量産体制に入っている27歳について、現地メディアは「我々で最も価値があるだけでなく、この国最高の選手」と称賛している。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 前田は2月に行われたリーグ戦5試合すべてに出場(先発4試合)し、2度の1試合2得点を含む計6得点2アシストの大暴れ。その他、スコティッシュカップでのハットトリックやUEFAチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦でゴールを決めるなど絶好調だった。

 セルティック専門メディア「The Celtic Star」は「セント・ミレン戦でのゴールでシーズン合計26得点9アシストに。彼は我々(セルティック)の最も価値が高い選手というだけでなく、この国最高の選手。これは疑いようもないこと。異論を唱えるのは妄信的なアイブロックス(宿敵のレンジャーズ)のサポーターだけだ」と前田の活躍ぶりをレポートした。

 前田はスコットランドで初の月間最優秀選手賞の受賞を果たしたが、「ダイゼンはプレーヤー・オブ・ザ・イヤー受賞の有力候補であることも間違いない」と年間最優秀選手賞にも近づいているとされた。「彼は今、すべてを備えている。エネルギーに溢れ、献身的で、定期的に得点を生み出している。自身を新たなレベルへと引き上げ、完璧な選手になった」と惜しみない賛辞が送られている。

 横浜F・マリノス時代の2021年シーズンに23得点を決めてJ1のトップスコアラーになっている前田だが、セルティック加入後はそのスピードや献身性がよりフォーカスされ、リーグ戦で二桁ゴールを決めたのは今季が初めて。FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)の移籍で中央への起用が増えたことも後押しとなり、ゴール数を急激に伸ばしている。現地メディア「CELTS ARE HERE」は「重要な場面で活躍できる能力を証明した」と伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング