川崎のゴールは幻に…公式戦2連敗 オフサイド判定で取り消し、敵地で上海申花に破れる

上海申花に惜敗【写真:Getty Images】
上海申花に惜敗【写真:Getty Images】

脇坂のゴールはVAR介入の上取り消しに

 川崎フロンターレは3月5日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ラウンド16第1戦で上海申花(中国)と対戦し0-1で敗戦となった。前半にはキャプテンMF脇坂泰斗がゴールネットを揺らす場面もあったが、オフサイドで取り消されている。

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 1点が遠かった。アウェーでの第1戦に挑んだ川崎。直近のJ1リーグ第4節京都サンガF.C.戦は0-1と今季初黒星を喫した。切り替えて臨んだ上海申花戦は前半33分、相手陣地で相手のミスを回収すると、ペナルティーエリア内でMF河原創がキープし右のFW伊藤達哉へパス。しかしこれは通らず相手に当たり、こぼれてきたボールを脇坂が押し込んだ。

 川崎の先制かと思われたがここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。脇坂のシュートの直前に触れたのは相手DFだったように見えたが、主審の判定はオフサイドとなりゴールは認められなかった。

 競技規則第11条には、「オフサイドポジションにいる競技者は、相手競技者が意図的にプレーしたボールを受けた時、意図的なハンドの反則を行った場合も含め、利益を得ているとはみなされない。ただし、意図的なセーブからのボールを除く」と記載があるが、このあたりが焦点となってきそうだ。

 その後スコアレスのまま後半へ。同6分には相手MFイブラヒム・アマドゥに強烈なミドルシュートを放たれるも、GK山口瑠伊がしっかりキャッチして抑えている。お互いに決定機を迎えぬまま時間が過ぎていったなか、同31分に均衡が破れた。

 MFジョアン・カルロス・テイシェイラにドリブルで突破されると、そのクロスにMFウィルソン・マナファが合わせる。このシュートが川崎DF高井幸大に当たってゴールイン。この失点が響き、川崎が0-1の敗戦となった。

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