ダービー奮闘の長友、伊メディア評価は二分 「役目を果たした」と称賛の一方、“戦犯扱い”の声も

「キラキラ輝く存在ではないが…」

 一方で、インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は長友に「6.5点」を与え、寸評も高評価だった。

「ピオリ(監督)による驚きの起用だったが、配当は十分に支払われた。この日本人は、仕事場を与えれば無償で最大限働く。スソを抑え、ペリシッチをサポートする役目を与えられたが、それは果たした。キラキラ輝く存在ではないが、声がかかれば必ず応じてくれる」

 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は「6点」を与え、「左サイドでサプライズ起用だったが、失望はさせていない。彼のスピードはディフェンス面で有効だった」とした。いずれも久々の出場のなかで及第点のプレーをしたと評価している。

 失点に絡んだことで厳しい評価も受けた長友だが、試合全体で見ればまずまずのプレーという評価になった模様だ。厳しい立場に置かれている日本代表サイドバックだが、この一戦をチーム内での復権に向けた足掛かりにすることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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