クラブ間合意も決まらず…J移籍間近の助っ人FWが胸中吐露「僕にも分からないんだ」

G大阪への移籍噂のある
J1のガンバ大阪への移籍が報じられているスウェーデン1部ユールゴーデンに所属するトルコ人FWデニス・ヒュメットだが、3月2日に行われたスウェーデン杯のヨーデボリ戦(3-4)が行われた試合会場に姿を見せたという。2月下旬からはベンチ外となっているヒュメットを、スウェーデンメディア「Fotbollskanalen」が直撃した。
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自身の状況についてヒュメットは、「まだ(手続きが)完了していないんだ」と説明し「ビザの問題がある。時間がかかるようで、それを待っている状況だ。だからどうなるのか、僕にも分からないんだ。うまくいくとは思っているけれどね。順を追っているのだと思う。でも、いつ完了するかは分からないんだ」と、移籍に向けた手続きの真っただ中であると説明した。
ユールゴーデンのスポーツダイレクターであるボッシェ・アンデルセン氏もクラブ間の交渉は合意に達したが、あとはビザ次第かという問いに「そのとおり」と認めている。「私たちは10日前に(G大阪と)クラブ間で合意している。デニスは労働許可と居住許可の申請をしている。その後、メディカルチェックを受けて、契約書にサインをして提出することになる。それがいつになるかは分からない。彼はキプロスでの試合には参加せず、メディカルチェックのために週末には日本に渡るだろう」と、来日が近いことを予想した。
記事によれば、契約が無事に結ばれればG大阪からユールゴーデンには2500万スウェーデン・クローナ(約3億6000万円)の移籍金が支払われるという。開幕戦ではセレッソ大阪に敗れたものの、4試合を終えて2勝2敗と星を五分にしているG大阪。ヒュメットの加入は、昨季から得点力不足が課題に挙げられているG大阪の特効薬となるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)