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元なでしこエースに古巣が惜別投稿「魔法、思い出、喜びに感謝」 永里優季が現役引退

なでしこジャパンでは通算132試合出場、58得点を記録した
古巣の惜別投稿が話題を呼んでいる。元なでしこジャパン(女子日本代表)のFW永里優季は3月4日、現役引退を表明。かつて所属したナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシカゴ・スターズは、公式X(旧ツイッター)を更新。永里に惜別メッセージを送った。
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現在37歳の永里は、3月4日付けで現役を引退することを所属事務所を通じて発表。「この度、プロとしてのキャリアを閉じる決断をしました。30年間、ボールを蹴り始めたその日から、サッカーは私の人生でした。結果を追い求め、自分自身に挑戦し、勝利も敗北も味わいながら成長してきました。その道のりは決して楽ではなかったけど、どの瞬間にも意味がありました。スタジアムまで、または遠くから応援してくださったすべてのファンの皆さん、本当にありがとうございました」とコメントを発表した。
永里は2001年に日テレ・ベレーザに登録されると、2010年よりドイツ女子1部ポツダムに移籍。その後、イングランドや米国、オーストラリアなどでプレー。2020年には男子のはやぶさイレブン(当時神奈川県リーグ2部)でもプレーした。なでしこジャパンではエースとして活躍し、2011年の女子ワールドカップでは優勝、翌2012年のロンドン・オリンピックでは銀メダルを獲得した。代表通算132試合に出場し、58得点を挙げた。
所属していたNWSLのヒューストン・ダッシュをはじめ、これまで在籍した多くのクラブがSNSで永里の引退を労った。のべ6シーズンプレーしたシカゴ・スターズは、ファンにあいさつに向かう永里の写真をXに投稿。「シカゴにもたらした魔法、思い出、喜びに感謝します。次の章が素晴らしいものになることを願っています」と惜別メッセージを送った。シカゴのファンは「彼女がシカゴにいてくれたことを誇りに思います」と反応していた。