ベルギー新星が憧れた“日本のスター” 岡崎慎司に質問攻め「どんな生活をしている?」【インタビュー】

シント=トロイデンのベルタッチーニ「日本に行くことに関心があります」
ベルギー1部シント=トロイデンVVで、新エースとして躍動しているのがFWアドリアーノ・ベルタッチーニだ。今季25試合に出場して13ゴールの24歳は、幼少期からACミランの大ファン。同僚だったFW岡崎慎司に、憧れの日本人選手について聞いたという。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大/全4回の4回目)
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日本人選手が7人所属しているシント=トロイデンだが、今シーズンは残留争いに巻き込まれている。そんななか、得点数だけでは計れないハードワークで前線を支えているベルタッチーニ。ベルギー出身だがイタリアにルーツを持ち、インタビューでACミランの話になると子供に戻ったように顔を輝かせた。
「もちろん本田圭佑は知っていますよ。自分が子供の頃、ACミランのことをいつも追っていましたし、今でも追っています。去年、シント=トロイデンで岡崎慎司に会って真っ先に本田圭佑を知っているか、どういう選手だったのかと。岡崎は本田と同じチームでプレーしていたのでたくさん聞いてしまいました」
本田がACミランで10番を背負ってプレーしたのは、2014年から2017年。ベルタッチーニが中学生から高校生の頃だった。特に興味があったのは、ピッチ上でのことではなく、考え方やパーソナリティの部分。「あとは日々の生活、どんな生活をしているのかとか、そういったことを聞きました」と教えてくれた。
シント=トロイデンに加入するまで、日本=本田圭佑というくらい日本との関わりはなかったという。しかし、今では多くの日本人選手と仲良しで「いつか日本に行くことにはとても関心があります」と言うほどに。「ただ、プロのサッカー選手なので時間がなくて残念なんです」と来日は当分先になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)