日本代表FWが不遇…出番わずか83分「失敗だろうか?」 今夏退団も「驚きではない」

今冬レンヌに移籍したFW古橋亨梧、新天地で信頼掴めず苦難の仏挑戦に
冬の移籍市場でスコットランド1部セルティックからフランス1部レンヌに移籍した日本代表FW古橋亨梧だが、夏の移籍市場で早々とレンヌを去る可能性があるという。スコットランドメディア「Daily Record」が報じている。
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古橋は、冬の移籍市場でスコティッシュ・プレミアシップの首位を走っていたセルティックから、リーグ・アンで残留争いをしているレンヌへ移籍した。移籍金は1000万ポンド(約19億円)と報じられているが、古橋の獲得を希望したホルヘ・サンパオリ監督が契約直後に解任となり、ハビブ・ベイェ新監督の信頼は掴めていない。
古橋は直近2試合のリーグ戦でベンチ入りしたものの出場機会はなし。直近5試合で4勝1敗と1部残留に向けて勝ち点を重ねつつあるチームのなかで、戦力になれていない。冬の移籍市場でレンヌに加わってからのプレー時間は、2試合で計83分にとどまっている。
こうした状況から、フランスでは早くも古橋がレンヌに長くとどまらないのではないかと見られている。海外のスポーツジャーナリスト・ジャスティン・ファーブレ記者は、「ベイェ監督は、シーズンの前半戦からチームにいた選手たちでモンペリエ戦(4-0)を戦った。冬の移籍市場で加入した古橋亨梧だが、30歳の日本人ストライカーは83分しかリーグ・アンでプレーしていない」とし、今夏に早くも去就問題に発展する可能性も指摘した。
「悪いことに直近4試合のうち3試合をベンチで過ごした。キャスティングの失敗だろうか? 少なくともアーナルド・カリムエンドをセンターフォワードで起用することを好むベイェ監督の選択ではない。古橋は忍耐が必要だ。古橋が次の移籍市場で荷物をまとめて去って行くことになっても驚きではない。いくつかの選択が後悔を残すことになるのは事実である」
新天地のレンヌに移籍後およそ1か月が経ち、フランス挑戦は苦難のスタートとなった古橋。セルティックでは得点王に輝くなど、エースとして絶対的な地位を確立した30歳の日本人ストライカーは、この状況を打開できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)