なでしこ快挙導く“決定的瞬間”に衝撃…「スーパーセーブだと再認識」 29歳の左手1本に喝采

なでしこジャパンの山下杏也加【写真:Getty Images】
なでしこジャパンの山下杏也加【写真:Getty Images】

世界トップのアメリカ撃破へ導くGK山下杏也加の左手セーブに称賛

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は2月27日に行われた2025 SheBelieves Cupの第3戦でアメリカ代表に2-1で勝利し、同大会初優勝を飾った。試合を分けたGK山下杏也加の左手セーブに称賛が集まっている。

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 なでしこジャパンは前半2分にMF長谷川唯のスルーパスからMF籾木結花が決めて先制。一度は同点に追いつかれるも、長谷川の直接FKのこぼれ球をDF古賀塔子が押し込んで勝ち越しに成功。そのまま2-1で逃げ切り、FIFAランキング1位のアメリカを撃破して大会初優勝を飾った。アメリカ相手の白星は2012年のアルガルベカップ以来およそ12年ぶりとなった。

 2得点を導いた長谷川の躍動、アクシデントで流血がありながら頭にテーピングを巻いて戦った熊谷の奮闘ぶりも話題となったなか、守護神の29歳山下は紙一重のスーパーセーブでチームを救っていた。

 終了間際の後半44分、アメリカのDFティエナ・デビッドソンがエリア外から左足で強烈なシュートを日本ゴールに向かって放つ。ボールはゴール右上の際どいコースへ飛んだが、これを山下が左手の指先で弾き出してゴールを守った。

 日本サッカー協会YouTubeチャンネル「JFATV」の「Team Cam」でこの試合が公開され、山下のビッグセーブの様子もピッチレベルの映像で収められている。

 ファンからは「このアングルだとボールが枠内にきているのがよく分かる 山下選手のスーパーセーブだと再認識」「山下さんカッコイイ」「相当大事で良い役をしてると思う」と好守を称える声が寄せられていた。過去40試合で1勝しか挙げられていなかったアメリカ相手の勝利を手繰り寄せた左手に大きな注目が集まっていた。

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