イタリアで今も轟く中田英寿の名声 「1970年代生まれの代表格」にトッティ、ロナウドらと選出

ブッフォン、ルイ・コスタら世界的名手が並ぶ中に「日本のベッカム」が名を連ねる

 先日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で、ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンはスペインの強豪バルセロナをシャットアウトするセービングを見せ、3-0の勝利を飾った。イタリアの衛星放送局「スカイ・イタリア」は、ブッフォンなど1970年代に生まれ活躍した代表的な選手を選出。そこには元日本代表MF中田英寿も名を連ねた。

 今も現役生活を続けている70年代生まれの両巨頭は、ブッフォンとローマの“永遠の王子”である元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ。両者は今でもチームに必要な戦力と見なされてプレーを続け、ブッフォンに至ってはイタリア代表としても活躍している。

 そして、キエーボのセルジオ・ペリッシエルもまだ現役の一人だ。また、ヴェルダー・ブレーメンの元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロも健在。直近のブンデスリーガのゲームでは、唯一プレーした1970年代生まれの選手になっているという。

 そうした現役選手が紹介される一方で、すでに引退した選手にもスポットライトが浴びせられている。インテルなどで活躍した元ブラジル代表FWで「フェノーメノ(超常現象)」と呼ばれたロナウドなどと並び、中田英寿の名前が記された。イタリア式の発音で「イデトシ」となる名残で「IDETOSHI」と記載されたのはご愛敬だが、「日本のベッカムのような存在はわずか29歳で現役を引退し、世界中を旅した」と紹介された。

 

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