日本人2人が「勝利をもたらした」 長谷川唯が美パスで決勝弾演出…英絶賛「安定したパフォーマンス」

長谷川唯のスルーパスから藤野あおばが決勝ゴール
イングランドのマンチェスター・シティ・ウィメンに所属する長谷川唯が現地時間3月2日、FAスーパーリーグのトッテナム戦で決勝ゴールをアシストした。英公共放送「BBC」では長谷川について「常に良いポジションをキープしていた数少ない選手の一人」と絶賛されている。
試合はシティが前半11分にFW藤野あおばのアシストから先制点が決まったが、同32分に追いつかれる展開に。そのなかで均衡を破ったのが長谷川のスルーパスだった。
後半33分、右サイドでスローインを受けた長谷川が前線のスペースへ絶妙な浮き球のパスを送ると、走り込んだ藤野がワンタッチでDFをかわし、そのまま左足を一閃。日本人コンビで相手守備陣を打開した。
そんななか、英公共放送「BBC」は、なでしこジャパンとしてシービリーブスカップに参戦していた長谷川と藤野について「勝利をもたらしたのは、この試合の準備時間がほとんどなかった2人の選手」と評価した。
また、長谷川について「数少ない安定したパフォーマンスを見せた選手の1人。ポジションをしっかりとキープし続けた」と、チーム内でも出色のパフォーマンスが称賛されており、イングランドで躍動する日本人選手にスポットライトが当てられていた。
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