途中交代の三笘薫、左膝を検査へ 現地報道…ブライトン監督「おそらく酷いものではない」

ニューカッスル戦で後半アディショナルタイムに足をつって交代していた
イングランド1部ブライトンは現地時間3月2日、FAカップ5回戦でニューカッスルと対戦した。先発出場した日本代表MF三笘薫は、後半アディショナルタイム(AT)に交代した。当初、足をつっただけと見られていたが、専門メディア「ジ・アスレチック」は検査を受けることになると伝えている。
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試合は前半22分、PKでニューカッスルが先制も、ブライトンは同44分にFWジョアン・ペドロのスルーパスからFWヤンクバ・ミンテが同点ゴールを奪取。後半は一進一退の攻防が続き、互いに決め手を欠いて終盤に入っていった。
自身の定位置でもある2列目左サイドで先発した三笘は、中央にもポジションを移しながらゴールへ迫っていく。しかし、得点には絡めないまま、後半AT1分にMFソリー・マーチと交代し、4回戦のチェルシー戦(2-1)に続く、FAカップ2戦連発とはならなかった。
両チームに一人ずつ退場者が出た一戦で、ブライトンは延長後半9分に三笘との交代でピッチに入ったマーチのラストパスを受けたFWダニー・ウェルベックが決勝ゴールを決めて2-1で競り勝ち、ベスト8進出を決めている。
「ジ・アスレチック」は「27歳の三笘は、左膝を指さしながら、後半AT1分にソリー・マーチと交代した。ファビアン・ヒュルツェラー監督は、『検査結果を待たなければならない。そのあとに、そのことはもっと話せるだろう。だが、おそらく酷いものではない。(結果を)待とう』と語った」として、足をつったと見られた三笘が検査を受けることになったと語っている。
ここまで公式戦31試合で8ゴール3アシストの三笘。まもなく北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦、サウジアラビア戦が控えているなか、日本代表にとっても頼れるアタッカーのコンディションは気がかりなところだ。