セーブ率1位、ドイツ人GKが完璧PKストップ 相手エース落胆…コースを読み切れた訳「前の対戦でも」

岡山の守護神GKスペンド・ブローダーセンは見事なPKストップで殊勲の活躍
ファジアーノ岡山は3月2日、J1リーグ第4節で清水エスパルスとホームで対戦し、1-1で引き分けた。開幕から本拠地で3戦負けなし(2勝1分)。立役者となったのは完全にコースを読み切ってPKをストップしたGKスベンド・ブローダーセン。「我慢してタイミングを見計らった」と過去の経験も生かしてJ1の舞台で輝いている。
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負けられない昇格組との対決。前半から押していた岡山だったが後半17分にPKを与えてしまった。ここに立ちはだかったのが守護神ブローダーセン。キッカーは相手のエースFW北川航也。北川がシュート体勢に入ると、ギリギリまで見極めたブローダーセンが右に飛ぶ。完全にコースを読んでのPKストップだった。
「(清水と)前の対戦でもPKがあった。キッカーは違ったけど、ゆっくりでシュートもそんなに強くなかった。ギリギリまで我慢してタイミングを見計らった」
流暢な日本語でPKストップの理由を語ったドイツ人GK。第3節終了時点ではセーブ率1位の89%。横浜FC時代にJ1出場はあったが、クラブとして初めて臨むトップの舞台で強力アタッカー陣をことごとく止めている。最後の砦として役割を存分に果たす。
この日は引き分けに終わったが、岡山はホームで負け知らず。ファン・サポーターの大きな後押しは相手の秋葉監督も「町をあげてのパワー」と驚くほどだった。着実に勝ち点を重ね、力を発揮し続けている。
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