古巣サポからブーイング「嬉しかった」 相馬勇紀が語った思い「嫌いだから移籍したわけではない」

古巣・名古屋戦に出場した相馬勇紀【写真:柳瀬心祐】
古巣・名古屋戦に出場した相馬勇紀【写真:柳瀬心祐】

町田はアウェーで名古屋と対戦し2-1で勝利

 FC町田ゼルビアは3月2日、J1リーグ第4節で名古屋グランパスと対戦し2-1で勝利を収めた。この試合で先制点をアシストした町田のMF相馬は古巣対戦となったなかでブーイングは「嬉しかった」と振り返った。

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 町田は今季開幕戦ではサンフレッチェ広島に敗れ黒星スタート。2節でFC東京に勝利も、前節は東京ヴェルディに0-1で敗れたなかで、名古屋のホームに乗り込んだ。

 試合は前半13分、MF下田北斗のロングパスに抜け出した相馬が中にクロスを入れると、FW西村拓真が合わせて先制に成功。相馬は下田との連携について、「ホットラインがあるんでそれが出た」と語り、「最初僕が足元で受けようとして、多分出そうとしたけど相手が来たから僕も動きを変えた。それを全部見てくれてたので完璧ですね。狙い通りでした」と得点シーンについて話した。

 さらに相馬にとって特別指定選手時代からプレーし、昨季夏まで在籍した古巣クラブとの対戦となった。ボールを持つと名古屋サポーターからブーイングを浴びさせられたが「嬉しかったですね」と当時を回想した。

「チームは変わっても大好きなサポーターと大好きなスタジアム。お世話になったものはなくならないし、嫌いだから移籍したわけでない。ここに戻って来れて嬉しい」と古巣への愛を語り、それでも「次も負けない」と最後は締めくくった。

 代表には、昨年6月のワールドカップアジア2次予選を最後に招集されていないが、町田で結果を残せば、残りの最終予選や本大会への切符も見えてくる。新天地2年目の相馬が今季どこまで活躍できるの、目が離せない。

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