J1名古屋が開幕4戦未勝利「非常に責任を感じる」 長谷川監督が心境吐露「悠長なこと言えない」

ホームで町田と対戦も1-2で敗戦
名古屋グランパスは3月2日、J1リーグ第4節でFC町田ゼルビアと対戦し1-2で敗戦。開幕から4戦未勝利は10年ぶりの記録となったなか、長谷川健太監督は試合後に「監督として非常に責任を感じています」と語った。
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名古屋は今季開幕から1分2敗の状態で町田をホームに迎え撃ったが、前半13分に裏抜けから先制点を許す展開に。それでも同20分、FKの流れからDF佐藤瑶大が押し込んで追い付いた。後半も名古屋はセットプレーやロングスローからチャンスを作るも、得点にはつながらず。逆に同29分にはこぼれ球をMFナ・サンホに決められ1-2で敗戦となった。
試合後の会見で長谷川監督は「たくさんのサポーターが応援に来たなかで、ホームで勝利をプレゼントできなかったのは監督として非常に責任を感じていますし、申し訳なかったと思います」と開口一番に謝罪をした。
「ただ、選手は最後まで戦ってくれたと思ってます。町田に押し込まれてどうしようもないっていうような展開ではなかった。昨季(町田に)ダブルを取られ、その時にインテンシティに負けたというようなコメントをした記憶がありますが、今年に関してはしっかりと彼らと戦って、プレーできた思っている」と内容面での成長にも言及した。
さらに「やっぱり苦しいんですが、1つきっかけを作るということは大事だというふうに思う」と触れつつ、「どっかのタイミングと悠長なこと言うことはできないと思いますが、次の試合でやっぱり少しでもそういうきっかけを作るような試合をしていけば、その先には未来が待っているというふうに信じて戦っていきたい思います」と語り、浮上のきっかけ作りに取り組んでいくと明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)