札幌は敵地での3連戦で勝利ならず

　北海道コンサドーレ札幌は3月2日、J2リーグ第3節でレノファ山口と対戦し0-2で敗れた。岩政大樹新監督が見守るなか、開幕3連敗と苦境が続く。敵地で再び無得点となり、失点は3試合で「7」と活路が見いだせていない。

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　札幌は開幕節の大分トリニータに0-2の完敗。続く第2節でロアッソ熊本に3失点と苦しんでいる。迎えた敵地3連戦目となる山口との一戦。ともに今シーズン初勝利を狙ったなか、先制を奪ったのはホームの山口だった。

　前半39分、山口はFW有田稜のクロスに反応したMF末永透瑛が先制ゴールを決め、札幌が1点を追う展開に。3試合連続で先制ゴールを奪われた。ポゼッションでは札幌が6割と勝るものの、前半のシュート数では山口が10、札幌が4と攻撃面での差が表れる展開で試合が推移した。

　後半に何とか追い付きたい札幌だったが、同34分にサイドから崩され途中出場のMF野寄和哉に追加点を許してしまう。札幌は後半投入のFWアマドゥ・バカヨコやMFスパチョークなどがゴールに迫るも1点が遠い。そのまま0-2の完敗。札幌は3戦連続の無得点＆複数失点と不名誉な記録が続いている。