香川が2戦ぶりリーグ戦先発へ、相棒とタッグ クラブ公式サイトのフランクフルト戦予想発表

システムは4-3-3 香川はインサイドハーフ、復帰のロイスは3トップの一角か

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間15日の本拠地フランクフルト戦でリーグ戦2試合ぶりの先発復帰を果たす可能性が高まっている。ドルトムントの公式サイトが発表した。

 香川は7日の敵地バイエルン戦「デア・クラシカー」では筋肉系のトラブルで温存されたが、12日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第一戦のモナコ戦では先発フル出場を果たし、1得点1アシストと奮闘。移動バス爆破事件の被害を受け、試合が1日延期されるという異常事態でチームは2-3と敗れたなか、香川は輝きを放った。

 フランクフルト戦では、“小さな魔法使い”が久しぶりに相棒とタッグを組むことになりそうだ。予想スタメンではシステムは4-3-3。GKはビュルキ、DFはピスチェク、ソクラティス、ギンター、ゲレーロが並ぶ。アンカーにヴァイグル、インサイドハーフに香川とモナコ戦で活躍したシャヒンと予想されている。そして、3トップはプリシッチ、オーバメヤンとともに、ロイスが故障から復帰すると見られている。

 故障で離脱していたキャプテンのロイスは昨季、香川やオーバメヤン、マンチェスター・ユナイテッドに移籍したヘンリク・ムヒタリアンとともに、「ファンタスティック4」と呼ばれる攻撃ユニットを形成した。香川と好連係を誇る天才アタッカーの復帰は、DFバルトラが右腕を骨折した爆破事件の余波が残るドルトムントにとって、大きな追い風になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング