ドルト対モナコ戦で“誤審疑惑”の主審が告白 バス爆破事件後の一戦で湧き上がった想いとは
「あの時もスタジアムで悲劇を聞いた」
「ナポリとフィオレンティーナのイタリア杯決勝を思い出さざるを得ない。あの時もスタジアムで悲劇を聞いたんだ」
2014年5月3日のイタリア杯決勝前に、ナポリサポーターが銃撃されて死亡するという事件が起こった時の担当もオルサート氏だった。痛ましい事件の記憶を引っ張り出されてしまったという。
オルサート氏はダービーの主審担当に向け、「未来の話をできる方が嬉しいね」としてインタビューを締めくくった。サッカー界を震撼させた爆破事件の当事者たちは、誰もが恐怖や悲しみを味わう1日になっていたようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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