長谷川唯のパスセンスに熱視線、アメリカ女子との一戦で躍動

　なでしこジャパン（日本女子代表）は、ニルス・ニールセン新監督の下、国際大会シービリーブズ・カップを3連勝で終え、初優勝を飾った。第3戦ではFIFAランキング1位のアメリカ女子代表を2-1で撃破。とりわけ先制点を演出したMF長谷川唯のパスセンスに対する反響は止まず、「まじで別格」「天才か？」と驚きの声が上がっている。

　2ボランチの一角で先発した長谷川は前半2分、右サイドでスローインを受けた流れで前線へスルーパスを通し、MF籾木結花の先制点をお膳立て。アメリカ守備陣が3人構えるなかで、その網を1本の鋭いパスで難なく打開。視野の広さと技術の高さを活かした長谷川のスルーパスは観る者に衝撃を与えた。

　1-1で迎えた後半5分には、精度の高い20メートルのFK（フリーキック）から決勝点にも絡んでいたなかで、長谷川の技術を称えるファンの声は止まず、先制アシストには「まじで別格」「天才か？」「上手すぎる」「逆足の精度が恐ろしく高い」「パスセンスが素晴らしい」といった喝采が相次いだ。

　その確かな技術は、所属するイングランド1部マンチェスター・シティ女子でも証明済みだが、世界最強と謳われるアメリカ女子との一戦でもその輝きを放った。