ワルシャワDF森下龍矢はカップ戦で2G1Aの活躍

　ポーランド1部リーグのレギア・ワルシャワに所属する元日本代表DF森下龍矢は、2月26日に行われたポーランドカップ準々決勝のヤギエロニア・ビャウィストク戦に先発出場し、3-1の勝利に貢献した。現地ポーランドメディアも「ワルシャワに新たなヒーローが誕生した！」と報じている。

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　2023年12月に名古屋グランパスからワルシャワへ期限付き移籍し、昨年12月に完全移籍へと切り替わった。昨季はSBやWBでプレーしていたが、今季はひとつ前の前線や中盤でもプレーと幅広く起用されている。そしてビャウィストク戦では同点弾のアシストを皮切りに、後半40分とアディショナルタイムに立て続けにゴール前で右足弾を沈め、全得点に絡む活躍を見せた。

　そんななかで現地メディア「Transfery.INFO」は「レギア・ワルシャワに新たなヒーローが誕生した！　誰も彼に期待していなかった」と見出しを打ち、「森下は現在最も重要なプレーヤーの一人となっている」と言及している。

　さらに「森下はヨーロッパ外からの選手の移籍が、我々に何をもたらすかを示す完璧な例であり、日本に加えてアフリカと南北アメリカ両国に目を向ける価値がある」「森下が人生最高の試合をした」とファンや現地識者のコメントを報じている。森下は今季公式戦9ゴール10アシストと、チーム内ではFWマルク・グアルの12ゴール（6アシスト）に次ぐ2位と、数字面でも絶対的な主力として活躍しているが、この数字をどこまで伸ばせるか活躍に注目が集まる。