海外驚き「なんてパスだ」 長谷川唯の技術に脱帽、アメリカ守備“無力化の瞬間”が「素晴らしい」

なでしこジャパンの長谷川唯【写真:Getty Images】
なでしこジャパンの長谷川唯【写真:Getty Images】

米国戦の先制アシストに海外熱視線

 なでしこジャパン(日本女子代表)は、ニルス・ニールセン新監督を迎え初の活動となった国際大会シービリーブズ・カップを3連勝で終え、初優勝を飾った。第3戦ではFIFAランキング1位のアメリカ女子代表を2-1で撃破。とりわけ2得点に絡んだMF長谷川唯のプレーぶりは海外でも話題に。先制点を導くスルーパスには驚きの声が上がった。

 2ボランチの一角で先発した長谷川は前半2分、右サイドでスローインを受けた流れで前線へスルーパスを通し、MF籾木結花の先制点をお膳立て。1-1に追い付かれて迎えた後半5分には、ゴールまでおよそ20メートルのFK(フリーキック)をゴール枠へ放ち、GKが弾いたボールに反応したDF古賀塔子の決勝点に関与した。

 世界最強と謳われるアメリカから史上2度目の金星は海外でも話題になったなか、米スポーツサイト「ブリーチャー・レポート」の公式SNSでは、長谷川の技術を称えるファンの声が続々。とりわけ、多かったのが先制点の場面。アメリカ守備陣が3人構えるなかで、その網を瞬殺する鋭いパスに「なんてパスだ」「これは素晴らしい」「アシストしたのは誰?」「彼女は世界で最も過小評価されているMFの1人」とのコメントが並んだ。

 イングランド1部マンチェスター・シティ女子でも、巧みな技術を生かした超絶プレーで魅了する長谷川。2024年度のバロンドール候補者にもノミネートされたMFの攻撃センスは、強豪アメリカ戦でも健在だった。

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