遠藤はシティ戦に続きクローザーとして役割を全う

　イングランド1部リバプールは、現地時間2月26日に行われたプレミアリーグ第27節のニューカッスル戦に2-0で勝利した。この試合に日本代表MF遠藤航は、途中出場でチームの完封勝利に貢献。現地メディアでは2試合連続で試合を仕上げたクローザー遠藤に高評価を与えている。

　遠藤は2-0とリードした後半32分にピッチへ送り出された。前節のマンチェスター・シティ戦（2-0）でも試合終盤に投入されて相手の攻撃の芽を摘み取った遠藤は、この試合でも与えられた役割をこなし、無失点での勝利に貢献した。

　リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」では、遠藤に「７」の採点（10点満点）をつけ「まるでこの試合が彼の最後の試合であるかのようにタックルを繰り出した。彼は求められた基準をこなし、ピッチに送り出されたら何をやらなければいけないかをしっかり分かっている。さらに崇拝されるヒーローとなった」と、伝えた。

　同じく専門メディア「Liverpool Echo」も「何度かの確実なチャレンジによって、歓声を引き出した」と、ボールを奪った場面でスタンドを沸かせた背番号3のプレーを評価し、短い出場時間ながらも「7」の評価（10点満点）を与えている。

　この勝利でまた一歩、プレミアリーグ優勝に近づいたリバプール。そのなかで遠藤は自分の居場所を確固たるものにしようとしているようだ。