元日本代表の豪快ボレー弾「えぐい」 “自画自賛の一撃”に反響「どんだけ上手いのよ」

広島DF塩谷が清水戦で同点弾
J1第3節の清水エスパルスとサンフレッチェ広島の一戦は、1-1のドローに終わった。今シーズン、無失点だった清水に先制点を許した広島だったが、後半開始から途中出場したチーム最年長の元日本代表DF塩谷司が、美しいボレーシュートを決め、チームに同点ゴールをもたらしている。
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両チームとも開幕2連勝を飾り、3連勝をかけた注目の一戦。ACL2も戦っている広島にとっては公式戦8連戦の6試合目のゲーム。ほとんどメンバー変更をしないことで知られるミヒャエル・スキッベ監督も、塩谷をベンチスタートにしていた。1点ビハインドの後半開始時からスキッベ監督は塩谷を投入。すると後半20分、広島はCKが跳ね返されたところ、塩谷が右足でボレーシュートを放つ。これがゴール左に決まり、今季無失点だった清水からゴールを奪った。その後はどちらもゴールを決められずに試合は1-1のまま終了し、痛み分けとなった。
試合後のフラッシュインタビューに応じた塩谷は、「開幕戦の町田戦で同じようなシーンがあって、ちょっと縦に回転をかけられなくて、横に回転をかけてしまって相手に当たってしまっていたので、そこを意識してうまく修正できました。相手に多分当たってだと思うんですけど、良いところに飛んでくれて、良いゴールにつながったと思います」と、開幕戦で決められなかったシュートが伏線にあったと明かした。
SNSでもこのゴールは話題になり、「どんだけ上手いのよ」「お家芸」「スーパーゴラッソ」「ドライブシュート半端ない」「シュートの達人」「えぐい」といった声が寄せられた。また、このゴールについて聞かれたスキッベ監督はニヤリと笑い、「昨シーズンのゴール数に到達したと思う。今年はもう少し取ってほしい」と、36歳のDFへの期待を口にした。