川崎に逆転負けを喫した

　アビスパ福岡は2月26日、ホームでのJ1リーグ第3節で川崎フロンターレに1-2で敗れた。悪夢の開幕3連敗となり、J1単独最下位に転落。今シーズンから金明輝監督が就任したが苦戦が続き、今季から川崎を率いる長谷部茂利前監督からキツい恩返しを食らう形となった。

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　前半15分、最終ラインでボールを回していた福岡だったが、MF秋野央樹がいきなり左足でロングフィード。これに飛び出したナッシム・ベン・カリファがフリーになり、右足で相手ゴールキーパーのニアをぶち抜いた。秋野、ベン・カリファともに今季初先発で即結果を残し、金監督の采配がズバリと当たった。

　しかし、前半42分に右のフリーキックから川崎FW家長昭博にバックヘッドでネットを揺らされ失点。1-1のまま迎えた後半40分には、川崎の途中出場コンビに逆転弾を許してしまう。FW伊藤達哉にアーリークロスに放り込まれ、FWエリソンに頭で決められた。福岡はそのまま1-2で敗れ、開幕3連敗の苦戦を強いられることになった。