トーレス、盟友ジェラードの“スリップ事件”を語る 大一番で失態「とても気の毒に思ったよ」

14年に優勝を争うシティと対戦 ジェラードが最終ラインで足を滑らせ転倒し失点

 かつてリバプールで活躍したアトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、盟友スティーブン・ジェラードのあの“スリップ事件”について英公共放送「BBC」のインタビューで語った。

 

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 2014年4月27日、世界中のリバプールサポーターが頭を抱えた。当時、マンチェスター・シティとの優勝争いを繰り広げ、首位を走っていたリバプールは本拠地でチェルシーと対戦。ゴール前に人数をかけて守備を固めたチェルシーに対し、リバプールは攻勢を仕掛けた。しかし、最終ラインでボールを持ったMFジェラードが足を滑らせて転倒してしまい、そのボールを奪ったFWデンバ・バに先制ゴールを決められた。

 試合はチェルシーが2-0で勝利。大一番を落としたリバプールはシティに逆転を許し、2位でシーズンを終えた。

 かつてリバプールでジェラードと抜群の相性を誇ったトーレスは、この試合にチェルシーの一員として試合終盤に途中出場を果たしていた。「リバプールへ行く前から大ファンだった」という盟友の失態をベンチで目の当たりにし、複雑な心境だったという。

 

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