“欧州25ゴール”日本人は「偉大なシンボル」 指揮官絶賛…他クラブの関心は「当然集める」

セルティックの前田大然【写真:Getty Images】
セルティックの前田大然【写真:Getty Images】

前田大然の活躍にロジャーズ監督が絶賛

 スコットランド1部セルティックのFW前田大然の勢いがさらに加速している。現地時間2月25日に行われた第28節アバディーン戦に先発出場した27歳のストライカーは、5-1の大勝を収めたなかで2得点をマーク。今季ゴール数を「25」に伸ばした。同クラブを率いるブレンダン・ロジャーズ監督も「彼は我々のシンボル」と前田に賛辞を送っている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 最初のゴールは前半24分。セルティックは左サイドから攻め込むと、MFアルネ・エンゲルスのパスがカットされてふわりと浮いたボールに前田が素早く反応。右足のボレーでゴールへ流し込んだ。

 さらに前田は、4-1で迎えた後半アディショナルタイム2分に右サイドからの高速クロスにファーサイドで合わせてこの日2点目をゲット。これでリーグ戦は直近5試合で6得点。今季公式戦全体では39試合で25得点となった。昨年末からゴール量産体制に入り、コンスタントにスコアシートに名を連ねている。

 試合後、セルティックのロジャーズ監督はUEFAチャンピオンズリーグでも4得点を決めるなど活躍が続く前田は他クラブから関心を集めるのでは、と質問を受けると、「そうなると思う。彼のように得点を決め、彼ほどハードワークすれば当然注目を集めることになる」とコメント。他クラブが獲得に動く可能性は十分にあるほどのパフォーマンスだと語った。

 また、指揮官はチームとしての機能性が前田のハイパフォーマンスを引き出していることを強調したうえで、「彼は我々のコレクティブなチームの偉大なシンボルだ。彼に求めているプレッシングは、最高レベルに達している。そして彼は前線のどのポジションでも得点ができると信じている。彼が右でも左でも中央でも得点できることを見てきただろう」と前田個人のクオリティーの高さも称賛していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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