英監督が絶賛「さらに成長していく」 24歳日本人ウインガーが3年半契約で完全移籍

ブリストル・シティへの完全移籍が決まった平河悠【写真:Getty Images】
ブリストル・シティへの完全移籍が決まった平河悠【写真:Getty Images】

町田からブリストルに期限付き移籍していた平河の完全移籍移行が発表

 イングランド2部(EFLチャンピオンシップ)のブリストル・シティは2月24日、期限付き移籍で加入していたMF平河悠の完全移籍移行を発表した。契約期間は2028年夏まで。ブリストル・シティは1月の移籍市場終了時に買取オプションを行使する意向を示しており、それが正式に決定した形だ。

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 平河は昨夏、J1の町田ゼルビアから1年間の期限付き移籍でブリストルに加入。プレシーズンではポルトガルでのキャンプに参加し、U-23日本代表の一員としてパリ五輪にも招集された。だが、初戦のパラグアイ戦で負傷し、わずか35分間の出場で大会を終えた。その後、チームに戻って治療を受けながら調整を続けた。

 昨年10月19日のミドルズブラ戦で移籍後初ゴールを記録すると、プレストン戦でもゴールを決め、アシストも記録してチームに貢献した。最近は途中出場が中心となっていたものの、短時間の出場でも存在感を示し、クラブは1月末に「数日以内に完全移籍を決定する」と発表していた。そこから時間が経過したものの、最終的に完全移籍が成立。24歳のウインガーを3年半の長期契約で獲得した。

 地元メディア「ブリストル・ポスト」によれば、平河は「ブリストル・シティのファンはとても温かく迎えてくれた。ここに完全移籍できてとても嬉しい」とコメント。リーム・マニング監督も「平河は我々のために素晴らしい働きをしてくれているし、これからさらに成長していくだろう。イングランドのサッカーにも順応しつつあり、今後数シーズンの成長が楽しみだ」と期待を寄せている様子だった。

 今季はこれまでリーグ戦29試合に出場し3ゴール2アシストを記録している平河。欧州1年目でどこまで数字を伸ばせるのかにも注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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