遠藤航はシティ戦でも“クローザー”を全う

　イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は2月23日に行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦でも評価が高まっている。2-0の完封勝利に貢献。リバプール専門メディア「Empire of the Kop」は「86分に遠藤が見せた行動がすべてを物語っている」と“クローザー”として役割を果たした32歳の日本代表キャプテンを称賛した。

　遠藤は2点リードの後半29分からピッチに立つと昨季リーグ王者の攻撃の芽を摘み、与えられた役割を完璧にこなした。後半41分にはペナルティーエリア手前でワンツーによってチャンスを作られたところ、完璧に読んでタックル。チャンスの芽を摘み切った。

　これに「Empire of the Kop」は「86分に遠藤が見せた行動がすべてを物語っている」と見出しを打って「遠藤航のリバプールにとっての重要性は軽視できない」と称賛。FWモハメド・サラーやMFソボスライ・ドミニクの好プレーを称えながらも「途中出場したスターたちの努力を称えるためにコラムのスペースを割くことも必要」「ウルブスとマンチェスター・シティとのイングランド・トップリーグでの2試合は確かに証明した」と仕事ぶりを絶賛した。

　遠藤は17分間のプレーで2度のデュエル勝利を誇った。同メディアは「試合終了のホイッスルが鳴った後、スタジオで大絶賛されるようなプレーではない。とはいえ元シュツットガルトのスター選手の活躍がアルネ・スロットを十分満足させたことは間違いない」と手放しで褒めたたえた。