【アギーレ監督会見】逆境にも動揺見せず戦った代表イレブンを称える
「長谷部やベテランの選手がしっかりとチームを引っ張ってくれている」
――イラク戦で危ない局面はあったか?
「相手チームの危険なところはスピードのあるカウンターアタック、もう1つがFKでした。そこのコントロールができた。対応できた。追加点が奪えなかったところで最後まで苦しい試合になった」
――高温多湿の消耗戦だったが、20日のヨルダン戦での選手の起用法は? 選手を温存するか?
「23人の選手がいる。疲労している選手がいると聞いていない。どの選手も戦う能力もあり、力強いと思うが、その選手の状況を聞いて次の試合のメンバーを聞きたいと思う」
――代表150試合の遠藤のパフォーマンスは? また、チーム全体のコンビネーションはどうか。
「イラクの中盤が非常に良かったと思う。特にボランチのところをケアしないといけない。遠藤と慎司に見ろと指示を出した。よく対応してくれたと思う。ボールを持った時にはいいプレーを見せてくれた。戦いには満足している。温度も湿度も高かったので、最後の30分間は休ませる判断を下した。遠藤の代表150試合出場に関しては昨日もおめでとうと言ったが、遠藤にはもう一度あいさつしたい。素晴らしい人間。チームにとっても大事な存在」
――監督の八百長疑惑に関する報道にも選手は動揺を見せなかった。成熟を感じるか?
「非常に選手は落ち着いている。4年前に(アジア大会)経験している選手には若い選手にその経験を伝えてほしいとお願いした。長谷部やベテランの選手がしっかりとチームを引っ張ってくれている」
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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