広島はカップ戦、ACL2含む過密日程をこなし5連勝

　サンフレッチェ広島は2月23日、J1リーグ第2節で横浜F・マリノスを1-0で撃破した。ここまで富士フイルムスーパーカップ（杯）、AFCアジアチャンピオンズリーグ2（ACL2）など含む過密日程をこなすが、未だ負け知らずと好調を維持している。

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　昨季ジュビロ磐田で19得点を挙げたFWジャーメイン良、湘南ベルマーレの司令塔だったMF田中聡など強力な選手補強をして臨んだ2025年シーズン。広島は2月8日の富士フイルムスーパー杯でヴィッセル神戸を2-0で下す好スタートを切った。

　ACL2ラウンド16のナムディン（ベトナム）戦のホーム＆アウェー2試合も含め、16日間で5試合を消化。23日の横浜FM戦は、前半のスコアレスで折り返したなか、後半4分にようやく“9番”に歓喜の瞬間が訪れる。

　FW加藤陸次樹がキックフェイントから、相手のタイミングを上手くずらしたクロス。ゴール前中央で待っていたジャーメインは、倒れ込みながらボレーシュートを放った。これが横浜FMのDFジェイソン・キニョーネスのハンドを誘い広島がPKを獲得。キッカーを務めたジャーメインが左隅にきっちりと決め、移籍後初ゴールをマークしている。

　試合を有利に進めた広島が、ホームで横浜FMを完封。1点差を守り切り勝利を飾っている。今シーズンの公式戦5試合12得点1失点。Jリーグクラブの中でも忙しいスケジュールをこなす広島が“負けなし”のまま、26日の第3節清水エスパルスとの対戦を迎えることとなった。