“三笘の1ミリ”再来ならず「状況は大きく変わっていたかも」 日本人FWの幻ゴール

セルティックの前田大然【写真:Getty Images】
セルティックの前田大然【写真:Getty Images】

前田がネットを揺らすも直前にラインを割っていたとして無効に

 スコットランド1部セルティックは現地時間2月22日に第27節でハイバーニアンと対戦し、1-2で敗れた。セルティックの日本代表FW前田大然はMF旗手怜央のアシストで追撃のゴールを決めたが、後半38分の同点ゴールは幻となった。

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 前半のうちに2失点したセルティックは後半23分に旗手の浮き球のパスに素早く反応した前田が合わせて1点を返した。さらに終盤の同38分、右サイドから攻め込み、オーバーラップしたDFアリスター・ジョンストンがゴールライン際から中央へ折り返すと、GKが弾いたこぼれ球を前田が押し込んで同点に追い付いたかに思われた。

 しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックでジョンストンのクロスの場面でボールがわずかにラインを越えていたことが確認され、得点は無効に。“三笘の1ミリ”のようにラインギリギリで残ってゴールという劇的なプレーにはならなかった。

 英紙「デイリー・レコード」は「イースターロードでの試合の終盤、前田の同点ゴールが決まっていたら、状況は大きく変わっていたかもしれない」とこの場面について報じていた。2月に入って7試合で8得点と絶好調の前田。わずかな差でこの日2点目は認められなかったが、ゴール前での嗅覚の鋭さにはさらに磨きがかかっているようだ。

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