「スコーピオンパス」「ホッケーパス」 度肝抜いたオーバメヤンの神業アシストに称賛の声
CL準々決勝第1戦の本拠地モナコ戦で香川に絶妙なバックヒールパス
ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦の本拠地モナコ戦で1ゴール1アシストを記録したが、チームは2-3で敗れた。前日にチームバス爆破事件の標的とされたチームを鼓舞する力強いパフォーマンスを見せた香川だが、サッカー界の度肝を抜いたのは韋駄天ストライカーの神業アシストだった。
「ピエール=エメリク・オーバメヤンがモナコ戦で信じられないようなスキルを見せて、ファンを呆然とさせる」と特集したのは、英地元紙「デイリー・ミラー」だった。
0-2とモナコリードで迎えた後半12分に、オーバメヤンが圧巻のプレーを見せた。左サイドからDFラファエル・ゲレーロがペナルティボックスにクロス。中央で待つオーバメヤンよりも後方にボールは流れたが、ボールに背を向けるように反転しながら右足の裏でダイレクトパス。超絶のバックヒールパスに反応した香川が左足で切り返し、GKを交わすと、MFウスマンヌ・デンベレは無人のゴールに押し込むだけだった。
記事ではオーバメヤンのアクロバティックなパスを「表現不能」と評価したが、ツイッターの世界でも「スコーピオンパス」「ホッケーパス」と称賛の声が巻き起こった。
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