大迫勇也が怒り「大丈夫ですか聞かなくて」 ACLE順位変動に「8試合は何だったんだ」

神戸は山東のACLE棄権で順位が3位→5位へダウン
ヴィッセル神戸は2月22日に行われたJ1リーグ第2節で名古屋グランパスと対戦し、2-2で引き分けた。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で順位変動が起きた騒動に神戸FW大迫勇也は「ここまでの8試合は何だったんだっていう気持ちもある」と言及した。
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神戸はACLE東地区のリーグステージ、第7節終了時点で4位以内を確定させていた。第8節ではターンオーバーをして2-4で敗れたが、5勝1分2敗の勝ち点16で終え、本来は3位となるはずだった。しかし、山東泰山が選手のコンディション不良を理由に、19日の蔚山(韓国)戦を棄権。今年度のACLEから撤退することも決まった。
その影響で山東との対戦結果はすべて無効になり、神戸が山東から奪った勝ち点3も取り消される形に。順位は3位から5位へ転落し、対戦相手も変わってしまうまさかの大混乱に陥った。
名古屋戦後の取材で大迫は「大丈夫ですかACLのことを聞かなくて」と自ら切り出し、「本当に不利な感じになったので、そこはもう本当Jリーグとクラブにもうちょっとしっかりと抗議をしてほしいなと。ここまでの8試合は何だったんだっていう気持ちももちろんあるので。もちろん切り替えますけど、今後2度とないようにそこをはっきりとしてほしいなと思います」と苦言を呈していた。
この順位変動により神戸は、ラウンド16第2戦をホームではなくアウェーで戦うことになった。前代未聞のACLE撤退騒動は、神戸にも影響が出ていたが、果たして次のラウンドに突破できるのか注目だ。
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