大迫勇也、ファウル基準に苦言「大丈夫なのかなJリーグ」 幻ハットは「自分の感覚的に肩」

アウェーで名古屋と対戦
ヴィッセル神戸は2月22日に行われたJ1リーグ第2節で名古屋グランパスと対戦し、2-2で終わった。開始早々の取り消されたゴールについて、神戸の元日本代表FW大迫勇也は「自分の感覚的に肩だった気がする」と言及し、今季のJリーグでのジャッジについても提言した。
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Jリーグを連覇中の神戸は、開幕節では浦和レッズと0-0で終わっていたなかで、名古屋の本拠地に乗り込んだ。試合は開始早々19秒、右サイドからのクロスに大迫が飛び込んでゴールネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)介入の末、ハンドとして取り消しとなった。
その後、意地の2ゴールを決めるもハットトリックは幻に。「自分の感覚的に肩だった気がするんですけど、どうなんですかね。それでそう(ハンドと)捉えられたなら仕方ない。切り替えてやるしかない」と振り返った。
さらに今季はアクチュアル・プレイング・タイムを増やそうとリーグ全体で流れがあり、ファウルか際どいシーンが流される場面が増えている。実際に神戸の選手も主審へ抗議する場面も見られた。
「Jリーグの基準もファウルがファウルじゃないことが結構多いので、本当に大丈夫なのかなJリーグって僕自身は思ってますけど。ファウルはファウルなのでそこはしっかりレフェリーが線引きしてくれないと、けが人が増えるだけだと思いますし、今日も多々ありましたけど、あれはプレミア(リーグ)でもファウルなので。そこをうまく履き違えないでほしいですけど、本当にJリーグとしてプレー時間を長くするのがいいのか、そこはどうなんですかね。難しいですけどファウルはファウル。そこはもう本当に線引きしてくれないと。正当に行ってないからこそ笛を吹くわけであって、止めれないからこそ手を使うわけであって。そこは両チームに言えますけど、全選手本当にストレスが溜まっているのかなと思いますけどね」と、ファウルの基準についても大迫は言及した。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)