ACLE順位変動で大混乱…神戸・吉田監督「決まっていることは変えられない」

神戸の吉田孝行監督【写真:徳原隆元】
神戸の吉田孝行監督【写真:徳原隆元】

山東のACLE棄権でリーグステージ順位がダウン

 J1ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が2月21日、山東泰山(中国)の大会撤退を受け、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)で順位変動が起きた騒動に言及。「決まっていることは変えることはできない」と、次節のJ1リーグ戦への切り替えを強調した。

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 今大会でベスト16入りを果たした神戸はACLE東地区のリーグステージを5勝1分2敗の勝ち点16で終え、本来は3位となるはずだった。しかし、山東が選手のコンディション不良を理由に、19日の蔚山(韓国)戦を棄権。今年度のACLEから撤退することも決まった。

 大会規定により山東との対戦結果はすべて無効に。神戸が山東から奪った勝ち点3も剥奪される形となり、順位は3位から5位へ転落するまさかの大混乱に陥った。

 囲み会見に応じた吉田監督は、名古屋グランパス戦(22日/アウェー)の前日ともあり「明日の試合に集中しているのでもうそこに集中するだけ」と切り替えを強調。「決まっていることは僕ら変えることはできない」とし、この騒動に深く言及することは避けた。

 18日のACLE・上海申花戦(2-4)で1得点したMF井出遥也も「決まってしまったことは仕方ないと思いますし、どの相手でもしっかり自分たちのサッカーをやって勝ち進んでいくことが大事だと思うので、みんな切り替えていると思います」と、翌日のリーグ戦へ視線を向けた。

 AFC(アジアサッカー連盟)は20日、ベスト16の対戦カードを発表。神戸はリーグステージ5位の扱いで、16強で光州との対戦が決まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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